【ドラマ】朝ドラ「ひよっこ」ムネオでムネアツ。
皆さんはドラマをどれぐらい見ていますか?
私はワンクールドラマが大好きで、時間がある限りすべて見ます。
もちろん、1話か2話みて、取捨選択はしますが。
文明の利器である全チャンネル録画のレコーダーを駆使して見ています。
残念なことに、テレ東系列はアンテナやら、電波障害やらの都合で、オンタイムで見ることはできても録画ができないので、しょっちゅう苦汁を味わっています。
閑話休題。
今回は朝の連続ドラマ小説(って今もいうのかしら?)「ひよっこ」についてお話ししてみたいと思います。
実は私、有村架純ちゃんの大ファンで、朝ドラにでると知ったときから「ひよっこ」の放送を心待ちにしていました。
そして脚本があの「奇跡の人」を生み出した「岡田惠和」さんということで、もう胸が熱くなる以外考えられず放送を待っていたのです。
そんなわけで既に折り返し地点を超えてますが、いまさら「ひよっこ」について語ってみたいと思います。(思いますばっかりですね)
なぜ急に「ひよっこ」について語ろうと思ったのか。それはやはり今注目の人物となっている、「小祝 宗男」こと、「宗男おじさん」がきっかけです。
なんでしょう、この胸が熱くなる感じは。
涙腺が決壊しまくって大洪水寸前になるのをこらえるのに必死です。
もともと涙腺は半端なく弱いほうなのですが、これはあきまへん。
生死の境をさまよう経験をしたからこそ、笑って生きるって、ものすごい覚悟だと思いませんか?
敵兵が自分を殺さず、笑顔を向けてくれたことで、そう思えるって、すごくないですか?
生半可な覚悟でできることではないと思います。
正直な話、私はいつもニコニコしている人に憧れる反面、いろいろな意味で、こういう人が一番怖いんだと思っています。
いまのところ、出会った方でいつもニコニコしている方はみんなそうでした。
的中率半端ないです。
怖いというのは、悪い意味ばかりではありませんけどね。
そしてやはり宗男おじさんもそうでした。
闇を抱えているからこそ、いつも笑顔で生きると誓っている姿には震えます。
抱える闇の深さと、のしかかる重圧は一体どれぐらいのものなのだろうと。
危ういバランスを保っているのか、強靭なメンタルの持ち主なのか。
それはドラマではニュアンス的にしか描かれていませんが、どちらにしても本当に凄いキャラクターです。
私は、吹けば飛ぶようなメンタルの持ち主です。
いまも、仕事などはできますが、少し前に起こったトラブルのせいで、大切な人・自分に近い人ほど、距離を置かないと生活できない状態です。
そんな私からすると、本当に驚異的なキャラクターで、毎回ぐわんぐわんと胸倉をつかまれ、揺さぶられている気分になります。
でも、それがいい。
泥臭いほうが朝ドラはいいんですよ。
きっと。
闇もあっていいんですよ。
朝ドラだって。
爽やかで健康的な主人公が健気に頑張ってるだけじゃなくていいんですよ。
朝から暗い話をみたくないとか、その気持ちはとても分かりますが、朝から感情を揺さぶられるのも悪くはないですよね。
いつか、ニコニコしてる人間になりたいと思います。
でもきっと、体中の血をぜんとっかえしないと無理そうです。
残念無念。
ではまた。