Webライター櫻宮ヨウの日常

フリーのWebライターが日々くだらないことを書き連ねるBlog

みんなちがって、みんないい……はずなのに?

金子みすずさんが好きです。あのACの広告で一躍有名となった「みんなちがって、みんないい」も金子みすずさんの作品です。でも、なかなかこの通りにはならない。当たり前のことを当たり前のようにできないこんな世の中。しんどい思いしてる人、きっと多いんだろうなと日々思います。

 

私はポンコツ主婦なので、家事が大変苦手です。嫌いではないのですが、とても苦手なのです。まず時間がかかる。なんでそんなに?と聞かれるほど時間がかかるのです。とはいっても、これはどうやら私の場合、料理限定のようです。掃除は料理程しないですからね(ドヤァ)、時間かかってるのかどーか分かりません。ってか掃除は適当にできるタイプで良かったです(よくはない)。

 

料理は上手な方らしいです。しかし、自己肯定感が恐ろしく低いので、目の前で夫の人と息子が「おいしい」と言っても絶対信じません。なので真相は不明。まあ、まずくても食べてくれ。出されたものを食べないなら、自分で買い物から調理、後片付けまでやれというのが私の考えなので。

 

話を戻して、料理の話。以前働いていた職場で、料理の話をしてたんです。私は料理の時、キッチンタイマーできっちり時間を計りたい性格なのですが、それをいうと女性上司に「ふつう感覚で出来るでしょ?」という風に笑われました。それはさも、料理が出来ない・家事ができないレッテルを貼るかの如くに。Why?

 

「適当に」って難しいんです。だからレシピどうりに作ります。書いてある調味料が家になかったら、作るのを諦めるか、無駄でも買いに行きます。大さじスプーンは2つあります。そろそろ小さじスプーンも買い足したいですね。キッチンスケールも駆使します。近々キッチンタイマーも追加したいです。おかげで快適です。そして、よほどのことが無い限り、食べられないほどまずいものにはならないようです。なのに、なぜ家事や料理が下手・できないみたいに言われるのでしょう?

 

ときどき適当にやって、味が濃すぎたり、薄すぎたりが起こります。そのたび、やはり適当はいかんなと実感します。

 

……これ、なんか問題あるんでしょうか。適当が出来る人からすると、カップラーメンをきっちりタイマーで3分計ると職場で話したら、猟奇的とも言わんばかりに引かれました。そうか、これはある意味ネタになるのだなと思ったのは内緒です。

 

私は、キッチンタイマーを使わず、適当に・目分量でご飯を作れる人をすごいと思います。尊敬します。でも、それはあくまでも私とはやり方が違うだけだと思っています。適当が出来たら楽だろうなとは思うのですが、無理なものは無理だし、キッチンタイマーに時間を教えてもらったほうが無駄がない。別にそれはそれで構いません。人が30分で出来ることが1時間かかるなら、早めに始めるだけです。別に損してる気にもなりません。

 

でも、できる人はそれを放っておいてはくれないんですよね。効率が悪いかどうかは結果で決めることであって、過程に関しては、自分で効率的かそうでないかを決めればいいのではと思うのです。

 

なので、みんなちがって、みんないい……は、出来る人にはきっと届かない言葉なのかなと思う時がたまにあるというお話しでした。

 

もちろん、みんながみんなそうではないですよ?